「いづる間ながめこそやれ 陸奥の 月まつ島の 秋のゆふべは」
伊達政宗によって築かれた杜の都・仙台から北東へ20キロ。
月の松島、とこしえから愛されてきたこの地。
日本三景という最高の被写体に会ってきた。
杜の都・仙台に到着。
青空に煉瓦色の駅舎が出迎えてくれた。
格別芸術的な駅舎というわけではないが、
温かみと仙台の玄関口として異彩を放っている。
仙石線普通電車にゆられること40分。
松島海岸駅へ。趣が伝わってくる駅名標。
旅館を出るとき、おばちゃんに「船は動いてないと思うよ」
と言われたのだった。
というのも傘が役に立たないほどの風と雨。
でも同時に「楽しんでおいで」。温かい。
カモメが2羽。
こんな日でもこの子たちに隠れ家はないのだろう。
と思っていたらあれはウミネコのようだ。
くちばしで見分けるらしい。
雲の切れ間から日が差し込んできた。

